洞窟救助に関するニュース
洞窟救助に関するニュースや情報などを提供します。
これらに関する問い合わせは洞窟救助委員会まで。
第11回国際洞窟救助会議
- 2007年5月15-18日にハンガリー、アッグテレクで行われた、第11回国際洞窟救助会議に1名の日本洞窟学会員が参加しました。 参加国は日本、フランス、レバノン、スペイン、UK、ベルギー、アルゼンチン、スロベニア、ギリシャ、ハンガリー、プエルトリコ、メキシコ、スゥエーデン、ブルガリア、ノルウェイ、セルビア、クロアチア、ポーランド、スロヴァキア、チェコ、ルーマニア、オーストリア、イタリア、スロベニアの24カ国である。会議においては以下の各種講演、実演などがありました。
第10回国際洞窟救助会議
- 2002年11月1-3日にベルギー、リエージュで行われた、第10回国際洞窟救助会議に3名の日本洞窟学会員が参加しました。
会議においては以下の講演、実演などがありました。
- 各種講演
- 各国の事故統計、救助態勢、事故実例など
- 低体温症に関する話題
- 洞窟内の有害なガスに関する話題
- ヒストプラズマに関する話題
- 新しい担架に関する話題
- 新しい、ヒルティの爆破用ビットに関する話題
- 各種展示
- 各種実演
- 負傷者を担架に乗せサンプを越えてケイブダイブする手法
- オンロープレスキュー
- 円卓会議
- ヨーロッパにおける洞窟救助相互協力について
- 有毒ガスの問題について
ケイブフェスティバル2001での救助委員会報告
- 岩泉で行われた救助委員会では、20人を超える人が集まり、
時間一杯まで活発な意見が取り交わされました。
それは洞窟事故に対する関心の高さを表しているともいえるでしょう。
そこではさまざまな意見が取り交わされましたが、その一つとして、
救助委員会の通信誌を発行する事となりました。
その編集方針は次のとおりです。
- 一方的な情報提供ではなく、救助に関心がある人どうしの情報交換の場と
する。
- 事故や事故未然の情報(ヒヤリ、ハットした情報)を記事にすることで、
同じような事故を二度と起こさないようにする。
またその前段階として情報のやり取りが必要となりますが、そのためメール
を使用したいと思います。
学会員に限らず、この趣旨に賛同していただける方は、下記のメーリングリ
ストに登録するか、メールを下さい。今後必要な情報を、メールで流していき
たいと思います。
メーリングリスト
cave-rescue@egroups.co.jp
また、詳細については次のホームページを参考にしてください。
http://www.egroups.co.jp/group/cave-rescue
岩泉町での洞窟救助訓練
- 2001年8月10日(金)岩手県岩泉町安家地区の氷渡洞において、洞窟救助委員会および、
洞窟救助協会が洞窟救助訓練を行いました。これは岩泉町の消防、行政関係者を招いて行われたもので、
担架をチロリアンブリッジやホーリングシステムを用いて運搬する手法についての講習が行われた。
島根県八束郡八束町遅江(大根島)での行方不明事故
- 2001年6月25日(日)午後1時半頃、大根島の幽鬼洞(溶岩洞窟)にて、
探検中の少年が行方不明になる事故がありました。同洞窟は総延長200m程度で、
洞内には水深50cm程度のプールがあり、このプール部分で行方不明になったもの。
同行者の通報により消防などによる捜索が開始されたが、27日現在発見されていない。
日本洞窟学会へは同洞窟についての情報提供の要請があり、
入洞経験者等のアドバイスが現地関係者へ伝えられた。
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