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マイルストーン No.4

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日本洞窟学会洞窟測量・記録委員会ニューズレター
Milestone #4 (1999.4.14) Cave survey and cave record committee of the SSJ

第3回委員会の告知

 第3回委員会は、8月7−9日に開催される、ケイビングフェスティバル in 秋吉 1999の期間中(8月7日予定)に開催いたします。委員の方々は出席をお願い致します。


測図記号

平成10年9月にお知らせしたとおり、UIS洞窟測量ワーキンググループの委員長より、9月にUIS統一洞窟測量記号の投票の案内があった。当委員会としては統一記号に賛成の立場から、UIS記号に賛成ということで投票した。その後、10月に投票結果が知らされ、一部の国で条件付きながらも投票権のある国すべてが統一記号に賛成の立場をとったことが判明し、UIS統一記号が正式に決定された。

※学会版の測量洞窟測図記号の提案

 平成10年7月に行われた委員会において、UIS記号に洞窟を測量する上で必要な記号を追加して学会版の洞窟測量記号とするとうことが確認されている。

追加する記号

以上の3つを追加記号として提案(石川)

以上の意見が提出された。
 夏の大会時に開催予定の委員会において決定をしたいので、それまでに意見をある程度集約したいので、委員は対応をお願いしたい。火山洞窟記号については、夏の委員会時に原案を提示するので、近藤・槇田両委員が準備をする。

洞窟データーベース

 浦田委員より以下のような提案があった。

以下原文(※一部、近藤編集)

 測量・記録委員会各位:浦田です。委員会の事業として測図記号の整備が石川委員長のご尽力で進行していますが、もう一方の記録整備についても推進していかなければなりません。そこで本委員会の役割をわかりやすくアピールするために、日本の大きな洞窟のリストを作成してはいかがでしょうか。
過去に日本ケイビング協会から神谷夏美氏、水島明夫氏による「日本の大洞窟」が出版されましたが、その後、主立ったデータは公表されていません。
 誰もが興味を持つ洞窟記録として、記録の裏付けのある大洞窟リストを公表することは日本洞窟学会の事業として必須であると思います。UISにも大洞窟委員会がありますし、いずれコンタクトを取ることになるでしょう(「日本の大洞窟」もUISからのリクエストに答えて作成されたものです)。
 具体的な作業としては、私が古いデータで叩き台を作ってみますので、新しいデータをご存じのかたに追加していただければよいかと思います。
 一応、本年度の大会において公表することを目標にとりかかってみてはいかがでしょうか。

・参考資料として「日本の大洞窟」(JCA:1987)における横と縦のベスト10をあげておきます。私としてはベスト10ぐらいは正式発表したいものです。

  横  縦(高低差)
1.安家洞8000+ m1.白蓮洞422+28 m
2.球泉洞4800 m2. 青海千里洞−大穴365 m
3.鷹ヶ穴4532 m3.奴奈川洞345 m
4.玉泉洞4500 m4.銀鳳洞333 m
5.内間木洞3340 m5.胡麻柄洞215 m
6.日原三又洞3220+ m6.入見穴見戸の穴204 m
7.空穴第二洞3200+ m7.