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日本洞窟学会へようこそ


新会長あいさつ

日本洞窟学会会長 山田 努

令和2年1月1日より日本洞窟学会会長を務めることになりました、山田 努です。会長就任にあたり、ひとことご挨拶を申し上げます。
 私は大学の卒業研究からこれまでの間、炭酸塩岩や炭酸塩化学についての研究を主に行ってきましたが、洞窟に関連する研究をはじめたのは15年ほど前からです。また、本学会の評議員の経験も前年までの2年間と短く、いろいろと至らぬ点があると思いますが、石原与四郎・中込幸子両副会長や評議員の方々をはじめとする学会員の皆様にご協力いただきながら、日本洞窟学会のさらなる発展に向けて全力で取り組む所存です。
 
 日本洞窟学会は、洞窟学(Speleology)と洞窟探検(Caving)に関わる全国組織です。任意団体ではありますが、内閣府に属する日本学術会議の協力学術研究団体であり、国際洞窟学連合(Union International Speleology; UIS)の加盟団体でもあるため、日本を代表する洞窟関連組織です。多くの学会の場合と同様に、学会大会(年会)と学術誌の発刊は学会活動の根幹ですが、本学会の場合には洞窟学に関する啓発活動と洞窟探検および救助技術の普及なども重要な役割です。

 特に、2021年には、UISが主体となって国際洞窟・カルスト年2021(IYCK2021:International Year of Caves and Karst 2021)を行うことになっており、本学会もパートナーとしてこれに参加し、様々イベントを行う予定です。IYCK2021 の目的は、学会員のように洞窟を探検したり研究したりする人々だけでなく、洞窟やカルストから直接的あるいは間接的な恩恵を受けていることに気づいていない組織や人々にも、洞窟やカルストについての関心と理解を深めてもらい、さらには適切な管理・保護の機運を高めることです。これらのことは、IYCKの主題として「探査、理解、保護(explore、 understand and protect)」 とまとめられています。


 これまでの学会大会は、開催地域近隣の学会員が実行委員会を組織して準備・運営の全てを担うことが多く、実行委員には過度の負担がかかることが少なくありませんでした。このような状況を改善するために、企画運営委員会が学術講演会や各種講習会を主導し、開催地の実行委員は地元自治体や各種団体などとの渉外活動や巡検の準備・運営に専念できる体制を整え、2019年度大会からそれらの一部を実施しました。今後は、より一層の効率化を図り、学会大会のズムーズな準備・運営を目指していきます。

 今年2月には、日本洞窟学会功労賞と学会員日本洞窟学会奨励賞がそれぞれ2名、合計4名の学会員に初めて贈られました。特に若手の学会員の方々には、学会大会での成果発表、洞窟学雑誌への投稿を活発にしていただき、奨励賞、さらには功労賞の受賞を目指して欲しいと思います。また、学会の運営活動への積極的な参加もお願いします。日本洞窟学会の発展のためには、特に若手の皆さんの力が不可欠です。

 日本洞窟学会は2025年で設立50周年を迎えます。これからこれまでの歩みや業績などをまとめる作業が始まりますが、それと同時に新たな50年へと歩みだす準備をする時期でもあります。50周年を迎えるにあたり、これまでの日本洞窟学会の歩みや業績などについてまとめる「50周年記念誌」の発行や今後の学会の在り方など、学会員の皆様からの忌憚なきご意見をいただければ幸いです。2年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

2020年6月27日


      過去の会長挨拶


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