三陟世界洞窟博覧会

Samcheok International Cave Expo, Korea


 2002年7月10〜8月10日に韓国三陟市で開催される三陟世界洞窟博覧会に日本洞窟学会が出展しました。
その出展内容の様子などを簡単に報告します。また、この博覧会にあわせて韓国ケイバー協会(Korean Caver Association)や 韓国大学洞窟連盟の案内で、韓国の天然記念物に指定されている三陟市にある洞窟への巡検も行われました。

博覧会会場入り口。左手の女の子
の人形は博覧会マスコットキャラ
クターのキャビィ(Cavix)。
石筍を模したタワーは洞窟神秘館。
洞窟を科学的に説明する展示と、
半球上のドームに映像を移すシア
ターがある。
洞窟神秘館入り口の階段沿いにある
展示。各国の洞窟写真がある。
洞窟神秘館内部の展示。鍾乳石は本
物と、人工物とがある。
左図:洞窟神秘館最大の展示。展示内に髭の人と子供があ
   るが、これは韓国の伝説にある話しで、結構有名な
   話らしい。
下図:洞窟神秘館の展示。展示には鍾乳石のでき方から、
   人類学、考古学、生物など幅広い内容があった。

会場内のアトラクション。こうもりガール?
洞窟探検館内部。砂岩洞、溶岩洞、氷河洞、
ジプサム洞、石灰洞など各種洞窟の中を探検
気分で歩けるようになっている。所々には、
這って進むような通路も設けられており、子
供などは潜り抜けて遊んでいた。

日本洞窟学会のブース。右手前の
台上には配布用の「日本の洞窟」
パンフレットがある。後方の台上
には、日本各地の観光洞から提供
していただいたパンフレットが提
示されている。TVでは、同様に提
供されたビデオや写真などを放映
している。
日本洞窟学会説明の英語版パネル
日本洞窟学会説明の韓国語版パネル
ブースの様子。開催最初の週には、
洞窟学会員10名ほどと、探検部員な ど3名ほどが滞在していた。

博覧会初日に行われた、シンポジウ
ムで講演を行う上野俊一評議員
同じく曽根信三郎学会員

撮影:後藤聡


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